■雇い止め:国立大問題で27日集会--エル・おおさか /大阪
(2010年2月23日『毎日新聞』大阪版)
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100223ddlk27040438000c.html
国立大学で非常勤職員の雇用期間に制限が設けられ、雇い止めによる失業者が増加している問題で、個人加盟の労働組合などが27日午後1時から、エル・おおさか(大阪市中央区北浜東)で集会を開く。
大学の非常勤職員は多くが女性で、研究補助などの仕事に従事する。時給は1000円前後で、実際にはフルタイム働く「ワーキングプア」層が多いとされる。
国立大学では04年の法人化以降、経営環境が厳しくなり、人件費削減のため非常勤職員の雇用期間を制限する動きが広がっている。特に今年度末には多くの失業者が出ると懸念されている
集会では、京都大学の元非常勤職員で、座り込みの抗議活動を続ける井上昌哉さん(38)と小川恭平さん(40)が現場報告するほか、有期雇用の問題に詳しい脇田滋・龍谷大教授(労働法)が講演する。
参加費は資料代300円。問い合わせは実行委員会(nandenan0227@gmail.com)。【日野行介】▲
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