不当労働行為:非常勤職員雇い止めで(大阪市)

■不当労働行為:非常勤職員雇い止めで 自治労ユニオン、大阪市と和解決裂 /大阪
 (2010年1月22日『毎日新聞』地方版)
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100122ddlk27040382000c.html
 ◇中労委が再審査へ
 大阪市が国民健康保険料の徴収を業務とする非常勤職員19人の雇用を更新しなかったのは労働組合法違反(不当労働行為)に当たるとした自治労大阪公共サービスユニオンの救済申し立てを府労働委員会が一部認め、再発防止を誓う文書をユニオンに出すよう、市に命令をしたことが分かった。その後、ユニオンと市の和解協議が決裂するなどしたため、ユニオンは中央労働委員会に再審査を申し立て、25日に第1回調査がある。
 命令書などによると市は08年度から徴収業務を民間委託し、徴収員を公募。08年3月末に契約満了となる職員98人のうち54人が選考試験に合格したが、組合員19人を含む44人が不合格となった。
 ユニオンは同年1~2月、民間委託に伴う雇用継続への影響を尋ねたが、市から具体的回答はなかった。府労委は市の対応を「十分な説明を怠った不当労働行為」と認定。一方で、雇用を打ち切った点についての訴えは退けた。【堀文彦】▲

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