集会のお知らせ+賛同・呼びかけのお願い

 きたる2月27日に、大学非正規労働者の、3年でくび・4年でくび・5年でくび・6年でくびなどの有期雇用に反対する集会を開きます。大きな運動にしていきたいと思います。
 賛同していただける方、一緒に呼びかけしてくださる方を求めます。

「なんで有期雇用なん!? 大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」
★基調講演:脇田滋さん(龍谷大学/労働法)
★現場からの報告
★アピール採択
2010年2月27日(土) 13:00~16:00 エル・おおさか7階708会議室

【呼びかけのチラシ(PDF)】

▼呼びかけ文

 大学、官公庁、一般企業の間で、更新の年限を定めた有期雇用が広がっています。
 恒常的な業務であるにもかかわらず、数年で一律に雇い止めとなる有期雇用、私立大学ではずいぶん前から導入され、既に常態化していますが、国立大学でも 2004年の法人化以降、各大学で有期雇用が導入されてきました。京都大学では5年。大阪大学では6年[*1]。今年3月、全国の国公立大学、私立大学で大量の解雇が実施されます。
 現在大学で働く非正規労働者の多くは女性です。大学に限らず、非正規労働の根底には女性労働の搾取の問題があります。主婦のパート仕事として位置づけられ、夫に扶養されることを前提にしているため待遇は改善されず、それが今では20代・30代の女性・男性がおかれる当たり前の労働環境になりつつあります。
 数年ごとに雇い止めを行い、人だけ入れ替えるのは単に「首のすげかえ」であり、反復更新を繰り返すことにより、更新期待権が生じないようにするための方法です。しかし、多くの非正規労働者は「有期雇用であることを知って契約にサインしたのだから、雇い止めになっても仕方ない。」と諦めます。けれども、私達は声を上げます!

 「なんで有期雇用なん!? そもそも、有期雇用自体がおかしいんちゃう!?」

 有期雇用は「人を育てない・育てる気がない」、人々の働く力を貧困化させていくシステムだと考えます。
 更新や雇い止めの不安に怯えながら働くのではなく、腰を据えじっくりとその仕事に携わりたい!
 同じ仕事をしているのであれば、正規労働者と同一の賃金・待遇を!
 その思いを抱えた関西の国公立・私立大学の非正規労働者たちが大学を超えて集まり、今年3月末に各大学で行われる雇い止めを実行させないため、緊急集会を開くことになりました。
 有期雇用に疑問と不安を抱きつつも、声を上げられない非正規労働者の方々に「共に声を上げよう!」と呼びかけ、有期雇用の問題性[*2]を明らかにし、抜本的な解決策を皆さんと共に考える場にしたいと考えています。

[*1] 阪大は法人化以前からの長期非常勤職員も今後5年で雇い止めにすると発表しました(一部を特例職員として登用)。
[*2] 現在、派遣法改正が国会で論議されています。派遣から直接雇いになったとしても、それが期限付きの有期雇用なら、労働者は不安定なままです。派遣と有期雇用を正しく規制していくことは、非正規労働者の生存を守るために必須の、車の両輪といえる問題だと私たちは考えています。

▼呼びかけ団体

京都大学時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー
関西単一労働組合 大阪大学分会
関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち
京都精華大学嘱託教職員組合 SocoSoco
関西圏大学非常勤講師組合
大学をどうするか!共に考える全学大討論会実行委員会(大阪大学)
アルバイト・派遣・パート関西労働組合
(2010年2月3日現在)

▼賛同していただける方(個人・団体)

お名前・ご連絡先・メッセージをメールでお送りください(その際、お名前・肩書き・メッセージの公開の可否もあわせてお知らせください)。
→ nandenan0227★gmail.com (★を@に置き換えてください)

▼一緒に呼びかけをしてくださる方(個人・団体)

実行委員会では定期的に会議を開いています。
そのご案内など差し上げますので、上記アドレスまでご連絡ください。

▼賛同カンパをお願いします。

「2/27関西緊急集会へカンパ」と記載の上、郵便振替口座 00950-5-204933 キョートット出版 までお願いします。

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