「非正規労働者 27万人余失職」

■非正規労働者 27万人余失職
 (2010年4月30日9時13分 NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100430/t10014174621000.html
契約の打ち切りなどによって、おととし10月以降に仕事を失った非正規雇用の労働者は、全国で27万5000人余りに上ることが厚生労働省の調査でわかりました。
厚生労働省は、景気の悪化に伴う人員削減の計画を把握するため、全国の企業を対象に聞き取り調査を行っています。それによりますと、おととし10月からことし6月末までに、契約を打ち切られて解雇されたり期間満了で仕事を失ったりする非正規雇用の労働者は、今月20日の時点で27万5014人に上り、先月よりも5224人増えました。内訳を見ますと、派遣労働者が14万8957人、期間従業員が6万4646人、請負労働者が2万1262人などとなっています。都道府県別では、最も多い愛知が4万5013人、次いで東京が1万6380人、長野が1万1249人、静岡が1万1246人、神奈川が9536人となっています。また、仕事を失った非正規雇用の労働者で調査が可能だった12万9432人のうち、再就職できたのは全体の58.7%にあたる7万5956人にとどまっています。一方、正社員で、おととし10月からことし6月末までに仕事を失う人は一度に100人以上、仕事を失うケースをまとめただけでも全国で6万6060人と先月よりも1884人増加し、依然として厳しい雇用情勢が続いています。▲

0 件のコメント:

コメントを投稿