〈北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会〉からのメッセージ

 第4回「なんで有期雇用なん!?」集会にお集まりの皆さんに、北の地より連帯のメッセージをお送りします。私たち「北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会」は、非正規雇用職員として8年以上働いた北海道大学を解雇され、解雇撤回を求める裁判を起こした小池さんの勝利のために活動しています。なんなん集会の参加者からも署名のご協力いただき感謝しております。
 2011年6月に始まった裁判は、2012年4月に異動により裁判官が交代し、仕切り直しとなりましたが、審理も終盤となり2013年の春には判決が出る見通しです。裁判では大学側の支離滅裂な論理に裁判官も理解に苦しむ場面も出るほどです。支援する会は勝利を確信しつつも、気を引き締めてやっています。「自分だけの裁判では無い、この裁判に勝利することは北海道大学で働く全ての非正規雇用職員の処遇改善につながる」という小池さんの思いを現実のものにしたいと考えています。判決はまだですが、北海道大学ではこれまで頑として拒否してきた非正規雇用職員の正規職員登用試験の実施、雇用上限の3年から5年への延長などの変化も出ています。
 北海道では、小池さん裁判の他に、専修大学北海道短期大学の閉校に向けた動きの中で解雇された8名の教員による解雇撤回を求める裁判、北海道教育大学の学長任命取り消しを求める裁判など大学をめぐる裁判が同時並行しています。一つ一つのたたかいが大学をそして世の中を一歩ずつ進めて行くということを胸に刻みながら、小池さんの裁判で勝利判決を勝ち取るために引き続き取り組んでいきたいと思います。集会へは参加できませんが、北の大地から集会の成功をお祈り致します。

2013年1月31日
北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会

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