金城学院大・名城大の非常勤講師問題

■提訴:契約打ち切りや授業時間短縮 非常勤講師ら、2大学を /愛知
 (2011年10月22日『毎日新聞』地方版)
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20111022ddlk23040206000c.html
 不当に非常勤講師の契約を打ち切られたり担当する授業の時間を減らされたとして、元金城学院大英語講師の斉藤直美さん(64)と、名城大英語講師の加藤治子さん(42)が21日、それぞれの大学に地位確認や100万~200万円の慰謝料などを求め、名古屋地裁に提訴した。
 訴状によると、斉藤さんは05年から金城学院大に勤務して契約を毎年更新していたが、10年7月、大学側から11年度は契約を更新しないと伝えられた。理由は「シラバス変更のため」「学生アンケートの評価が低い」と二転三転し、詳しい説明は無かったという。
 加藤さんは08年から名城大に勤務し、10年度は週10コマを担当。だが10年12月、11年度からは4コマに減らすと通告され、交渉を経て現在は平均週6コマになっている。
 斉藤さんは「大学は不当な理由を次々に持ち出し、納得できない」、加藤さんは「他にも授業を減らされた非常勤講師がいる。立場が弱く声を上げる人は少ないが、許せない」とそれぞれ話した。
 両大学はそれぞれ、「今はコメントできない」などとしている。【岡大介】▲

0 件のコメント:

コメントを投稿