2011集会応援メッセージ⑥

みなさま、応援ありがとうございます。

◆湯浅誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい反貧困ネットワーク
【メッセージ】
いま国を挙げて、社会保障の未来について騒いでいる。なぜ社会保障改革が必要なのか。世界一の高齢化社会だからだ。なぜ人口に占める高齢者の割合が高いのか。子どもたちが生まれてこないからだ。なぜ生まれてこないのか。出産に不安があるからだ。なぜ出産に不安があるのか。現在および将来への不安があるからだ。なぜ現在および将来に不安があるのか。今の働き方が不安定だからだ。なぜ働き方が不安定なのか。有期雇用規制がないからだ。……こうして有期雇用規制の問題は社会保障のあり方、社会のあり方を問う話になる。しかし、両者が結びつけて語られることは少ない。どこで、どうして、誰が、このつながりを断ち切っているのだろうか。私たちはそこを見つけて、小さい力を集めて集めて、なるべく効果的・効率的に働きかけていこう。

浅野健一(同志社大学社会学部メディア学科教員)
【メッセージ】
大学には社会の中にある諸問題を議題設定し、その解決策を探ることがさぐる営為が求められている。その大学が非正規雇用を拡大し、労働者を不当に解雇しているのは許されることではない。各大学の教職員組合は、「有期雇用」の問題を真正面から取り上げてるべきだと思う。集会の成功を祈ります。

◆山本精一
【メッセージ】
かつて、勤務先の大学で、マイノリティー・ウィークという手作りの取り組みを、有志の学生・教職員たちと協力して作り出していったとき、ともに労しつつその取り組みを主体的に担ってくださった椿に対して、私は深い信頼をもっています。
そのとき、椿が示してくれた行動力、創造性、弱い立場に置かれた人々への暖かく細やかな思い、権力をかさに着た者どもへの毅然とした勇気を、私は忘れることができません。
その椿が取り組んでいる今の闘いに、香川の片隅から心からの声援を送ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿