tag:blogger.com,1999:blog-48804809317284150352024-03-14T13:41:20.565+09:00なんで有期雇用なん!?――「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会~~教育を支える仕事をしている人たちが、「○年でくび」でいいの!? 有期雇用はやっぱりおかしい!~~「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.comBlogger317125tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-77922804614117532662016-05-10T13:02:00.006+09:002016-05-10T13:19:54.758+09:00【「なんで有期雇用なん!?」学習会】「そのサイン、ホンマに同意なん!?――最新の最高裁判決から考える非正規労働者のためのサバイバル術」<span style="font-size: large;">【「なんで有期雇用なん!?」学習会】</span><br />
<span style="font-size: x-large;"><b>そのサイン、ホンマに同意なん!?</b></span><br />
<span style="font-size: large;"><b>――最新の最高裁判決から考える非正規労働者のためのサバイバル術</b></span><br />
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO-Pr_FBnrpDv5oV21zb-e602-u6SaPnEpfz7ODdZF003AiqXC1-kPcYXVbojmqG74SWXmyYTAs2WR3Rq4fKma02oMwRiPoDqyd_W5QG2aDdK8dEUXN8L_2oK_bDD2HlQc7uO_Knx_fD0/s1600/20160618nannan_flyer-s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjO-Pr_FBnrpDv5oV21zb-e602-u6SaPnEpfz7ODdZF003AiqXC1-kPcYXVbojmqG74SWXmyYTAs2WR3Rq4fKma02oMwRiPoDqyd_W5QG2aDdK8dEUXN8L_2oK_bDD2HlQc7uO_Knx_fD0/s1600/20160618nannan_flyer-s.jpg" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQeUkzSVhNbkZ6LWM/view?usp=sharing">[チラシデータ(PDF)]</a></div>
<br />
■日時<br />
<span style="font-size: large;">2016年6月18日(土)14:00-16:30</span>(開場13:30)<br />
*学習会の後、懇親会を予定しています。<br />
<br />
■会場<br />
<span style="font-size: large;">PLP会館</span><br />
(大阪市北区天神橋3丁目9-27)<br />
|地下鉄堺筋線扇町駅4番出口より徒歩3分<br />
|JR天満駅改札より南側へ徒歩5分<br />
<br />
■講演<br />
<span style="font-size: large;">中島光孝弁護士</span>(大阪労働者弁護団)<br />
「2016.2.19山梨県民信用組合事件・最高裁判決から学ぶ」<br />
<br />
■各現場での争議・活動の紹介/アピール<br />
ハローワーク雇い止め裁判原告、他<br />
<br />
●資料代 300円<br />
<blockquote class="tr_bq">
主催:「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会(なんなん)<br />
…… 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西圏大学非常勤講師組合/ アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合(あぱけん神戸) /関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学 ユニオンSocoSoco / なんで有期雇用なん!? ネットワーク 龍大支部<br />
<ul>
<li>ブログ http://nandenan0227.blogspot.jp/</li>
<li>ツイッター @nannan_kansai</li>
<li>メール nandenan0227@gmail.com</li>
</ul>
</blockquote>
<hr />
<b>「なんで有期雇用なん!?<br />
そもそも、有期雇用自体がおかしいんちゃう!?」</b><br />
<br />
――そんな思いから私たち大学非正規労働者が初めて集会を開いたのは2010年のこと。それからの6年は毎年集会を開いてきました。この間、自らの雇い止めを闘った私たちの仲間のほとんどが、無念にもそれぞれの職場を追われることとなりました。働き続けることを拒む有期雇用という制度は、労働運動を続けるということ、同じ境遇の仲間同士で繋がるということをも困難にしているのです。この状況を変えようと、2014年11月、関単労阪大分会・石橋組合員は解雇を阻止するために地位確認訴訟を起こし、現在も解雇の不当性を訴え続けています。<br />
2016年2月、山梨県民信用組合事件に関わり最高裁にて画期的な判決が出ました。これまで労働者も「合意済み」とされてきた使用者側の主張に、クエスチョンを投げかけるものです。選択肢のない契約書を前に有期雇用も「合意済み」ということにされてきた私たちに、今回の判決はどんな影響を与えるのでしょうか? 石橋組合員の代理人を務める中島弁護士に、判決について解説していただきます。大学非正規労働者に限らず、今の労働条件に納得なんてしていないという人は多いはず。契約書にサインしたからとあきらめてしまう前に、どうすれば打開できるか、この学習会で共に考えてみませんか?「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-13180045398359107112015-03-05T11:38:00.002+09:002015-03-05T11:38:35.597+09:00報告と御礼2015年2月28日(土)に開催しました、<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2015/02/6part2.html" target="_blank">第6回「なんで有期雇用なん!?」集会「つなげよう、首を!part.2――極悪大学・阪大を告発する」</a>(於:大阪大学豊中キャンパス)は、60名の方々にご来場いただき、熱気にあふれたすばらしい集会となりました。集会後のデモと交流会にも大勢のかたが参加してくださいました。参加されたみなさま、
メッセージを送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!<br />
<br />
集会の詳細は、追って簡単な報告集([参考]→<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2015/02/no3.html" target="_blank">第5回集会の「ぷちレポート」</a>)を作成するなどして記録に残し、広く知ってもらえるようにしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-51730363772747103182015-03-05T11:34:00.000+09:002015-03-05T11:39:09.171+09:00第6回「なんで有期雇用なん!?」集会:集会アピール文【第6回「なんで有期雇用なん!?」集会】<br />
つなげよう、首を! part.2――極悪大学・阪大を告発する<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><b>◆集会アピール文</b></span><br />
<div style="text-align: right;">
2015年2月28日</div>
<br />
私達は2010年以来、大学有期雇用労働者の使い捨て問題に抗して、「なんで有期雇用なん!?」集会を様々な大学で開催してきました。今回は、2013年第4回集会(「つなげよう、首を!――3年&5年の壁をぶち壊せ!」)以来2度目の大阪大学での開催になりますが、それは、この問題が最も激烈な形で噴出しているのが阪大だからです。その典型が、石橋さん達2004年の国立大学法人化以前から勤務する長期非常勤職員の問題です。他の国立大学法人が労働条件の一方的不利益変更を避けるため法人化前からの長期非常勤職員の契約更新に上限を付けなかったにもかかわらず、阪大だけが2009年10月26日付「特例職員制度導入に伴う今後の雇用について」文書で、「特例職員」以外の長期非常勤職員の2015年3月末大量雇い止めを強行します。更に阪大は、非常勤職員の賃金に交通費を含めることで大多数が女性である非常勤職員のワーキングプア化・女性の貧困化を促進し、また、労働契約法第18条に定める、5年を超えて契約更新する有期雇用労働者への「無期雇用契約への転換申込権」を3年・5年等の契約更新上限を付けることで剥奪しています。<br />
非常勤講師(及びティーチングアシスタント(TA)・リサーチアシスタント(RA)・アルバイト)に対しても、管轄省庁の文科省が2004年3月15日付「法人化後の非常勤講師の給与について」通知で法人化後の非常勤講師にはパートタイム労働法が適用されるとしているにもかかわらず、阪大は「準委任契約」という詭弁によって有期雇用労働者の身分を否認しています。更に他の有期雇用教職員の「無期雇用契約への転換申込権」も、研究開発力強化法の「労働契約法の特例」を悪用した契約更新10年上限の就業規則で奪いました。<br />
阪大の専任教職員に対しては、学校教育法及び国立大学法人法の改悪を利用して「大阪大学部局長選考規程」を定めて教授会から権限を剥奪し、阪大総長が意のままに部局長を選べる制度にすることで、教授会自治の伝統を破壊しています。<br />
最後に、阪大の教職員と学生に対しては、2017年4月からの3学期制導入を現場の教員および学生の意見も聞かず一方的に決めることで、有期雇用教職員の労働条件の切り下げだけでなく、教育の断片化・劣化を推し進め、学内の民主主義を根底から破壊しています。<br />
私達は、阪大の各組合の団体交渉等に加えて、関西圏大学非常勤講師組合の大阪地検への労基法第90条違反の刑事告訴や石橋さんの「将来の地位確認裁判」等、様々な形で阪大への闘争を続けてきました。阪大が先導する有期雇用教職員の使い捨ては他の大学にも拡がることは必至です。私達大学有期雇用労働者は、その存在を決して認知されることのない透明人間・機械の歯車として扱われてきました。その私達が様々な大学の様々な立場の労働者や学生と連帯し、阪大の中で阪大に抗してこの集会を開催しました。今ここから、有期雇用労働者の使い捨てへの闘争・抵抗が更に拡がることを、心から願ってやみません。<br />
<div style="text-align: right;">
<br /></div>
<div style="text-align: right;">
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-15448075285044585592015-03-05T11:30:00.004+09:002015-03-05T11:31:10.665+09:00集会へのメッセージ(首都圏大学非常勤講師組合委員長 松村比奈子さん)<span style="font-size: large;">■第6回 なんで有期雇用なん!?集会に寄せて</span><br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://hijokin.web.fc2.com/" target="_blank">首都圏大学非常勤講師組合</a>委員長 松村比奈子</div>
<br />
「第6回なんで有期雇用なん!?集会」にご来場・ご参加の皆さま。本日の盛会を心よりお祈り申し上げます。そして首都圏大学非常勤講師組合より、共感と共闘のエールを送ります。ここ数年の日本の労働環境においては、アメリカを席巻する新自由主義と安倍政権によって、日本国憲法が保障するはずの勤労の権利どころか、個人の尊重も公共の福祉ももはや完全に形骸化しています。民主主義の発展ではなく後退の危機です。<br />
唐突ですが皆さま、「北斗の拳」という1980年代に発表された漫画をご存知でしょうか。私はおよそ20年間、大学で日本国憲法の講座を担当してきましたが、今の日本は、まさにあの漫画が描く荒廃した時代です。弱肉強食が支配するその階級社会で、主人公ケンシロウは人間の尊厳と正義を追い求めるのですが、それはちょうど、私達労働組合の立場と重なります。日本国憲法はしょせん「絵に描いた餅」であり、それを実現する戦いと努力なしには達成できないものだということを、私はこの漫画やニュースを紹介しながら学生に教えています。ますます私有財産の権力と欲望にまみれつつある現代に、正義は本当に実現可能なのか?ここに集う皆さまひとりひとりが、現代のケンシロウです。<br />
およそ2年ほど前、当組合は早稲田大学を刑事告発・告訴し、世間の注目を集めました。当時、それは「窮鼠猫を噛む」という扱われ方でしたが、今思えば、あれは教育研究者の総奴隷化に対抗するための、重要なターニングポイントでした。それまで静観していた当事者たち自身が立ち上がるきっかけになり、他大学の盲目的追従もやみました。それはおそらく全国的な傾向でしょう。また関西圏大学非常勤講師組合委員長の新屋敷健氏の奮闘により、さらに国際社会においても日本の労働問題が注目され、有期雇用の在り方全般について、政府はもはや内密に事を進めることはできなくなりました。<br />
今、安倍政権はなりふり構わずむき出しの支配欲で労働者を使い捨てる法改正を繰り返しています。しかしそのせいで、当組合には多くの組合員が加入し現在は460名を超え、今も拡大し続けています。また注目のおかげで、団交を申し入れるだけで騒動がおさまる事例もでてきました。社会を変えるのは、結局のところ法律の条文ではなく人間の意欲と活動です。そして活動の成否には参加者の数が重要です。それを当組合は痛感しています。ですから今こそ組合をアピールし、労働者の階級化に反撃するチャンスです。全国で活動する様々な組織の皆さまが、この集会につどうことで、積極的に情報交換しながら、人間らしい生活を求めて戦う意欲を新たにされることを願ってやみません。本当に大事なのは私達ひとりひとりの熱意です。皆さま、一緒に頑張りましょう!<br />
<div style="text-align: right;">
平成27年2月28日</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-54229386179737025432015-02-22T13:12:00.003+09:002015-02-22T23:09:20.381+09:00【第6回「なんで有期雇用なん!?」集会】つなげよう、首を!part.2――極悪大学・阪大を告発する<b>【第6回「なんで有期雇用なん!?」集会】 </b><br />
<b><span style="font-size: x-large;">つなげよう、首を!part.2</span></b><br />
<b><span style="font-size: x-large;">――極悪大学・阪大を告発する</span></b><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdZAgNrEg3l3WDSpqFrxmfwccrKP1hGga3e3WYu5EkLYi-TiVhHuFng5NZPo-R7B801fOwZNOp2g3XQ69_D_0et2hRzNgGwlXdIaEGRwD4eS1yhbjUpB2TVZOUeDsDDwWXFQ42oktvQvo/s1600/20150228nannan06.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdZAgNrEg3l3WDSpqFrxmfwccrKP1hGga3e3WYu5EkLYi-TiVhHuFng5NZPo-R7B801fOwZNOp2g3XQ69_D_0et2hRzNgGwlXdIaEGRwD4eS1yhbjUpB2TVZOUeDsDDwWXFQ42oktvQvo/s1600/20150228nannan06.jpg" height="320" width="225" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<i>(チラシ[PDF]のダウンロードは→<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQS0ZzLWlVLVJEMWs/view?usp=sharing" target="_blank">こちら</a>)</i></div>
<br />
日時:<span style="font-size: large;">2015年2月28日(土)</span>13:00開場/13:30開会/17:00終了<br />
会場:<a href="http://www.celas.osaka-u.ac.jp/access" target="_blank"><span style="font-size: large;">大阪大学豊中キャンパス</span> 全学教育管理・講義A棟</a>201<br />
資料代:300円(+カンパ歓迎)<br />
<br />
■講演:<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~rb1s-wkt/" target="_blank"><span style="font-size: large;">脇田 滋さん</span></a>(龍谷大学法学部教授)<br />
■座談会:「阪大最前線物語」(阪大で闘っている人たちの声)<br />
■大阪大学の非常勤職員の雇用期限撤廃に向けたアンケート調査報告<br />
■各大学での争議・活動の紹介/アピール<br />
<blockquote class="tr_bq">
第6回を迎える《なんで有期雇用なん!?集会》は、2013年の第4回(「つなげよう、首を!――3年&5年の壁をぶち壊せ!」)以来、2度目の大阪大学での開催となります。<br />
大阪大学では、長期非常勤職員の大量解雇が2015年3月末に迫っています。これを阻止する流れを強めていくためにも、今回の集会で多くの当事者の方々と状況を共有し、闘いの軸を定めていく必要があります。加えて、非常勤講師の処遇の問題も、依然として大きな懸案です。<br />
多くの大学に内在している非正規労働者の問題が、もっとも顕著に・露骨に表れているのが大阪大学です。よって、阪大における争議の成否は、多くの大学における労働政策に影響を及ぼすでしょう。<br />
大学を越えて、立場・身分を越えて、働く者の力を結集することで、困難な状況を変えていかなければなりません。みなさま、ぜひ大阪大学にご参集ください。</blockquote>
★集会終了後は、17:40に阪大坂下に集合し、阪急石橋駅周辺を40分ほどデモ行進します。その後18:30頃より、石橋駅近くの<a href="http://r.gnavi.co.jp/pe1j22f50000/" target="_blank">〈琉球居酒屋 赤瓦〉</a>(Tel.072-761-0104)にて交流会を行ないます(食事代1500円+ドリンク代実費)。お時間の許すかたはデモ・交流会にもぜひご参加ください。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
【主催】「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会</div>
<div style="text-align: right;">
【呼びかけ団体】京都大学時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー / 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学 ユニオンSocoSoco / 関西圏大学非常勤講師組合 / アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合(あぱけん神戸) / なんで有期雇用なん!?ネットワーク 龍大支部 [2015年2月22日現在]</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-58707627268110810792014-12-20T12:00:00.000+09:002015-02-22T23:41:40.613+09:00「ぷちレポート」No.3を刊行しました2014年2月15日(土)に開催された第5回なんなん集会の報告集である、「ぷちレポート」No.3を刊行しました。<br />
<br />
◆「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会編 2014/12/20 <b>「なんで有期雇用なん!? 第5回:じぇじぇじぇ、今度は10年!!――なんで雇用に上限つけるの?」</b>(ぷちレポート No.3),「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会,4p.<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtlyUjXYyTuPgYHzPFrkkP6ZfS6aDXsK7OgsHvx14zjngCcOjxK4qtSUu955hW1HbbB3uC9WyGo5EbsCYYy7QM-yHF8sLeDBnKL-kZ8LZ7xbcUZwnYKOQGjIbiGAD0U3a0rmF0Z7q-tzw/s1600/s-20141220nannanpetitreport03.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtlyUjXYyTuPgYHzPFrkkP6ZfS6aDXsK7OgsHvx14zjngCcOjxK4qtSUu955hW1HbbB3uC9WyGo5EbsCYYy7QM-yHF8sLeDBnKL-kZ8LZ7xbcUZwnYKOQGjIbiGAD0U3a0rmF0Z7q-tzw/s1600/s-20141220nannanpetitreport03.jpg" height="320" width="225" /></a></div>
<br />
【目次】<br />
p.1|大阪の中心部でアピールしたぞ!! なんなん5th報告<br />
p.2|労契法をめぐる首都圏大学非常勤講師組合の現状<br />
p.3|シンポジウム:大学の変質――法人化10年の闇を暴く<br />
p.4|極悪大学阪大との闘い(大阪大学刑事告訴の現状と「2017年3学期制導入」問題 / 2015年3月末解雇阻止の闘い)<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
★ダウンロードは→<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQSm5sUFpQT3VraGc/view?usp=sharing" target="_blank">【こちら】</a>から(PDF)</div>
<br />
今回も、小冊子ながら読み応えのある内容に仕上がりました。<br />
ぜひご一覧ください。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-13906992001110256402014-09-15T01:25:00.001+09:002014-09-15T01:25:38.409+09:00第5回「なんで有期雇用なん!?」集会:集会アピール文<span style="font-size: large;">【第5回「なんで有期雇用なん!?」集会】</span><br />
<span style="font-size: large;">じぇじぇじぇ、今度は10年!!――なんで雇用に上限つけるの?</span><br />
<br />
<b><span style="font-size: large;">◆集会アピール文:「辞める辞めないは労働者の自由」</span></b><br />
<br />
<div style="text-align: right;">
2014年2月15日</div>
<br />
私たちは2010年から5回にわたり、この「なんで有期雇用なん!?」集会を開催し、仕事があるのに「契約満了」を理由に雇い止めされることの理不尽さや、そのように平気で人を使い捨てにする大学の姿勢に対して異議申し立てを行なってきました。この間、私たちの労働環境は、悪化の一途をたどっています。派遣の無期限化、限定正社員、解雇特区など、雇用の規制緩和が国策として推進され、「5年を超えたら無期雇用に転換する」という改正労働契約法の原則も、5年を10年に先延ばしする「研究開発力強化法」の成立によってなしくずしにされました。現在は研究者に限られているこの10年への延長も、すべての非正規労働者に拡大されようとしています。<br />
<br />
大学における有期雇用は、非常勤の教職員のみならず、助教や准教授にまで広がっています。細切れの雇用形態がトレンドとして全面化し、いまや大学は、私企業の論理が貫徹する場所となっています。学長選挙の廃止など大学自治は脅かされ、学生は就職プレッシャーに押し潰され、もはや大学は、人を育てる場所でも、腰をすえて何かをやる場所でもなくなってしまいました。つい昨年、東北大学が「ブラック企業大賞」にノミネートされたのは記憶に新しいところです。<br />
<br />
また大学が、女性差別の温床であるという事態も、何ら変わっていません。大学の非常勤職員のほとんどは女性であり、「家計補助的労働」の名のもとに、長年にわたって不当に低い待遇を押しつけられてきました。現在、ほとんどの大学は「男女共同参画」を高らかにうたっていますが、その施策の対象はほぼ女性研究者に限定されたものであり、大学カーストの底辺に置かれた女性の非常勤職員については一顧だにしていません(むろん、女性研究者の状況が改善されたわけでもなく、同じく底辺に置かれたままです)。また、これに抵抗するはずの労働組合も、多くは常勤の男性が中心となって運営されているのが現状です。<br />
<br />
しかし、このような状況の中でも、約1000人の雇用上限撤廃を実現した徳島大学の運動は、画期的なものでした。特に、正規と非正規との分断を乗り越えて、共に闘うことで得た成果は、私たちに大きな勇気を与えてくれました。私たち「なんなん」グループの闘いにより、龍谷大学でも有期雇用を廃止しようという動きが出てきています。大学から有期雇用をなくすことは、決して無理な夢物語ではないのです。<br />
<br />
言うまでもなく、雇用契約は無期が原則であり、本来、働き続けることも、辞めることも、労働者の自由であるはずです。なぜなら、働くことは憲法によって私たちに保障された権利であるからです。この権利が一方的に踏みにじられ、奪われることに、私たちは強く抗議します。<br />
<br />
<span style="color: red;"><b>「あきらめる前に、大学の枠を超えて連帯しよう」</b></span>を合言葉に、私たちは今年もまたこうして集い、共に力を合わせて闘うことの意義を再確認しました。この異議申し立ての声が一人でも多くの人に届き、やがては大きな運動の力となることを、心から願ってやみません。<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-5141336500428995592014-09-15T01:13:00.004+09:002014-09-15T01:14:58.482+09:00報告と御礼2月15日(土)に開催しました、<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2013/12/510.html" target="_blank">第5回「なんで有期雇用なん!?」集会「じぇじぇじぇ、今度は10年!!――なんで雇用に上限つけるの?」</a>(於:大阪市立大学梅田サテライト)は、80名の方々にご来場いただき、熱気にあふれたすばらしい集会となりました。集会後のデモと交流会にも大勢のかたが参加してくださいました。参加されたみなさま、
メッセージを送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!<br />
<br />
集会の詳細は、追って簡単な報告集([参考]→<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2013/12/no2.html" target="_blank">第4回集会の「ぷちレポート」</a>)を作成するなどして記録に残し、広く知ってもらえるようにしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-41505386190774091492013-12-25T23:19:00.000+09:002014-01-23T15:31:49.442+09:00【第5回「なんで有期雇用なん!?」集会】じぇじぇじぇ、今度は10年!!――なんで雇用に上限つけるの?
<i><span style="font-family: inherit;"><span style="font-size: large;">【第5回「なんで有期雇用なん!?」集会】</span></span></i><br />
<b><span style="font-size: x-large;">じぇじぇじぇ、今度は10年!!――なんで雇用に上限つけるの?</span></b><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1Eqd4Piy8x2YEn7TwKdZHGVZG4XsDOsdoFvk1Wgo3ZW0Kdp3IciqQxks_JPKb1x7hUYSOVKpFekrVykzeEYapAgT8pKMLaoL6wukLWq3V2-wY-50euWYa6qs5HJ4S3UIpjmy6azr3-pY/s1600/s-20140215nannan05flyer2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1Eqd4Piy8x2YEn7TwKdZHGVZG4XsDOsdoFvk1Wgo3ZW0Kdp3IciqQxks_JPKb1x7hUYSOVKpFekrVykzeEYapAgT8pKMLaoL6wukLWq3V2-wY-50euWYa6qs5HJ4S3UIpjmy6azr3-pY/s1600/s-20140215nannan05flyer2.jpg" height="320" width="225" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div style="text-align: center;">
<i>(チラシ[PDF]のダウンロードは→<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQejhWMV9IY3lxZTA/edit?usp=sharing" target="_blank">こちら</a>)</i></div>
<br />
日時:<span style="font-size: x-large;">2014年2月15日(土)</span>13:00開場/13:30開会/17:00終了<br />
会場:<span style="font-size: x-large;"><a href="https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda" target="_blank">大阪市立大学梅田サテライト</a></span>(大阪駅前第2ビル6階)<br />
入場料:300円(+カンパ歓迎)<br />
<ul>
<li>招待講演:<span style="font-size: large;">松村比奈子さん</span>(<a href="http://hijokin.web.fc2.com/" target="_blank">首都圏大学非常勤講師組合</a>委員長)</li>
<li>シンポジウム:<span style="font-size: large;">「大学の変質――法人化10年の闇を暴く」</span><br />[パネラー] 山口裕之さん(<a href="http://homepage3.nifty.com/tokushima-u-union/" target="_blank">徳島大学教職員労働組合</a>書記長) / チャールズ・ウェザーズさん(<a href="http://www.union.osaka-cu.ac.jp/" target="_blank">大阪市立大学教職員労働組合</a>副委員長) / 北泊謙太郎さん(<a href="http://www.ne.jp/asahi/union/osaka-uu/" target="_blank">大阪大学教職員組合</a>副委員長) / 加藤多恵子さん(<a href="http://handaibunkai.xxxxxxxx.jp/" target="_blank">関西単一労働組合大阪大学分会</a>分会長)</li>
<li>ライブ:<a href="http://www.oct.zaq.ne.jp/afdzt309/public.html/" target="_blank">釜凹バンド</a></li>
<li>各大学での争議・活動の紹介&アピール</li>
</ul>
<blockquote class="tr_bq">
集会終了後は、会場周辺を<b>デモ</b>行進し、そのあと<b>交流会</b>を行ないます。お時間の許すかたは最後までおつきあいください。また、デモ・交流会からの参加も歓迎です。デモの集合場所・時間、交流会の会場と開始時間は、ブログ/twitter/当日会場で配布するプリントでお知らせします。</blockquote>
<span style="font-size: large;">■5年を10年にすれば万事解決!?</span><br />
大学などで科学技術の研究に携わっている非正規職員を対象に、いまは最大5年の非正規職員としての雇用期間を、特例で10年に延長することなどを盛り込んだ「改正研究開発力強化法」が、2013年12月5日の参議院本会議で可決され、成立した。<br />
教育/研究の仕事をする人間を5年で入れ替えていくことの不合理さがようやく公的な解決課題とされたわけだが、問題は、その解決策が、「5年で無期転換」という改正労働契約法にのっとった方向ではなく、5年を10年に引き延ばすという、まさに悪あがきとしか思えない方向に向かってしまったことだ。<br />
どうやら大学と政府は、とにかくなんとしてでも「有期雇用」というシステムをやめたくないらしい。しかし、働く当事者のなかに「10年に延びた!」といって喜んでいる者など誰もいない。むしろ、この無理やりな有期雇用への固執のありかたに対して、人々の違和感・不信感が高まったはずだ。<br />
この集会では、いったい大学の/国の大学政策のなにがおかしいのか、その根はどこにあるのか、現場で働く者たちはどう対抗していけばよいのか、といったことを明確に提示していく。各大学の教職員組合が有期雇用問題に取り組むのは当然のことだが、それに依存するのではなく、有期雇用の教職員ひとりひとりが問題を知り、立ち上がり、闘いを展開できる土壌を作り上げたい。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
【主催】 「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会</div>
<div style="text-align: right;">
【呼びかけ団体】 京都大学時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー / 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学 ユニオンSocoSoco / 関西圏大学非常勤講師組合 / アルバイト・派遣・パート関西労働組合 神戸事務所 / なんで有期雇用なん!?ネットワーク 龍大支部 [2013年12月20日現在]</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-34749092122325532192013-12-25T22:44:00.003+09:002013-12-25T23:20:19.783+09:00「ぷちレポート」No.2を刊行しました2013年2月2日(土)に開催された第4回なんなん集会の報告集である、「ぷちレポート」No.2が完成しました。<br />
<br />
◆「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会編 2013/12/10 <b>「なんで有期雇用なん!? つなげよう首を!~3年&5年の壁をぶち壊せ!~@阪大」</b>(ぷちレポート No.2),「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会,4p.+附録年表<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6GEXJFYF9yknUuI1-Hxc2yjZ4aJ4mR67cxQROas-oeOI6mcfNgXSFk4iKpWBq8bwBYgDufzreFvS_iHjrAl8CabWk9xdQ_2qgrOP8aD4CIBB-2Y-h8Z4x3iGSXZLjyg4i4G3ROhtn6oI/s1600/s-nannanpetitreport02.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6GEXJFYF9yknUuI1-Hxc2yjZ4aJ4mR67cxQROas-oeOI6mcfNgXSFk4iKpWBq8bwBYgDufzreFvS_iHjrAl8CabWk9xdQ_2qgrOP8aD4CIBB-2Y-h8Z4x3iGSXZLjyg4i4G3ROhtn6oI/s320/s-nannanpetitreport02.jpg" width="225" /></a></div>
<br />
【目次】<br />
p.1:阪大での先駆的な矢崎闘争と今日の阪大<br />
p.2:シンポジウム 矢崎闘争を引き継ぐ<br />
p.3:矢崎闘争に続け! 阪大闘争の現在<br />
p.4:座談会 “なんなん”の思いを広げるために<br />
付録年表:“なんなん”激闘と栄光の記録 <br />
<br />
<div style="text-align: center;">
★こちらからダウンロードできます(PDF)→<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQMGZ0cFUxbzNydWc/edit?usp=sharing" target="_blank">【レポート本体】</a>/<a href="https://drive.google.com/file/d/0B3Lu3ytZOfEQc1VrOTliVFFvM3M/edit?usp=sharing" target="_blank">【付録年表】</a></div>
<br />
今回も、小冊子ながら読み応えのある内容に仕上がりました。<br />
また、付録年表は、各大学の闘争の過程がひと目でわかる画期的な資料となっております。<br />
ぜひご一覧ください。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-73010190459293049312013-02-13T17:18:00.002+09:002013-02-13T17:20:03.641+09:00第4回「なんで有期雇用なん!?」集会:集会アピール文<span style="font-size: large;"><b>第4回「なんで有期雇用なん!?」集会@大阪大学<br />集会アピール文</b></span><br />
<div style="text-align: right;">
2013年2月2日</div>
<br />
<b>1.「規制緩和」の急先鋒、大阪大学の労働者使い捨てを追及しよう!</b><br />
2010年に始まった「なんで有期雇用なん!?」集会も、今年で4回目となりました。今回は大阪大学での開催です。その理由は、一つには関西単一労働組合大阪大学分会と関西圏大学非常勤講師組合の、対阪大闘争を支援するためです。二つめは、多くの大学が私たち有期雇用労働者に恒常的な業務を担わせておきながら、3年や5年といった理不尽な雇用契約期間の上限をつけて使い捨てにしているなかで、大阪大学はその「規制緩和」路線の急先鋒だからです。<br />
今年4月から施行される「改正」労働契約法は、有期雇用を更新して通算5年を超えた場合、労働者の申し込みによって期間の定めのない無期雇用とすることを義務づけました。阪大は労働者に無期雇用の申し込みをさせないために、最長雇用年数をこれまでの6年から5年に縮めようとしています。阪大は「有期雇用ルールの見直し」の名の下で、非正規労働者の使い捨てを推進しているのです。私たちはこのような法の悪用を許しません。<br />
<br />
<b>2.関西圏大学非常勤講師組合は、5年上限の押しつけと闘う!</b><br />
阪大は、各非常勤講師に宛てた昨年11月27日付文書で、2013年4月から、1年契約の更新上限を5年とすることを、事前説明もなく一方的に通告してきました。文部科学省は非常勤講師がパートタイム労働者であることを認めているにもかかわらず、これまで阪大は非常勤講師の労働者性を一方的に否認し、その雇用は「準委任契約」であると、法律のグレーゾーンを悪用して詭弁を弄してきました。さらに今度は、有期雇用労働者の雇止めへの不安の解消を改正趣旨とした「改正」労働契約法第18条が4月1日から施行されるのにあたって、非常勤講師の労働者性を否定しておきながら、その主張と根本的に矛盾し、法的にも何の根拠もない契約更新の5年上限を押しつけるという、支離滅裂な暴挙をおこないました。関西圏大学非常勤講師組合はこの大学の暴挙に対して闘っていきます。<br />
<br />
<b>3.関西単一労働組合大阪大学分会は、長期非常勤職員の雇止め解雇を許さない!</b><br />
阪大は2004年の法人化に際して短期雇用制度を導入し、非常勤職員を最大6年で雇止め解雇することを決めました。今年の3月末も、6年を迎えたベテラン非常勤職員が雇止め解雇されるのです。そもそも阪大は、法人化前から在職する長期非常勤職員については「当分の間、更新可能年数に制限を設けない」と継続雇用をしてきました。しかし法人化の激変期が収束した2009年10月に、突然、長期非常勤職員に「お知らせ」を突きつけ、試験を受けて雇用期限のない特例職員になるか、2015年3月末で辞めるかの二者択一を迫ってきました。長期非常勤職員である関単労阪大分会の石橋組合員は、今年4月1日からの雇用の契約更新を、これまでどおり3年契約で、2016年3月末までとしておこなうことを要求しましたが、阪大は2年限りの2015年3月末まで、かつ、その後の更新はなしという契約を押しつけています。関単労は長期非常勤職員に対する2015年解雇攻勢と闘っています。<br />
<br />
<b>4.矢崎闘争を引き継ぎ、非正規労働者の人権無視を許さない!</b><br />
歴史を遡れば、阪大は、1984年3月末、全国で初めて、フルタイムの日々雇用職員を3年期限で雇止め解雇する制度を導入しました。それに対し、当該の矢崎さんと「矢崎さんの裁判闘争を支援し不当解雇を撤回させる会」による、激しい闘いが展開されました。その闘いは現在の非正規労働者の闘いのルーツといえます。矢崎闘争を引き継ぎ、非正規労働者の権利を獲得していきましょう。<br />
私たちは、第1回なんなん集会の集会アピールで、①3月末雇止め解雇を許さない、②合理的解雇理由のない「○年でクビ」を許さない、③労働者を部品のように扱う人権無視と、人を育てない使い捨ての雇用に反対する、④派遣労働にも有期雇用にも反対する、⑤正規労働者との同一労働同一賃金の均等待遇を獲得する、⑥女性差別ゆえの女性労働者の低賃金を問題にし、女性の貧困化をとめる、という非正規労働者の権利獲得目標を採択しました。この目標を再度確認し、闘いを進めます。<br />
<br />
<b> 2・2、第4回「なんで有期雇用なん!?」集会に参加した私たちは、大学を越えて結びつき、また、民間労働者と連帯し運動を拡大しよう! 阪大での闘いを全面的に支持し、支援しよう!</b><br />
<br />
<div style="text-align: right;">
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-64298767757434513042013-02-13T17:14:00.003+09:002013-02-13T17:28:56.300+09:00報告と御礼2月2日(土)に開催しました、<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2012/12/435.html" target="_blank">第4回なんで有期雇用なん!?集会「つなげよう、首を!~3年&5年の壁をぶち壊せ!~」</a>(於:大阪大学豊中キャンパス)は、来場者80名で、会場満員、熱気にあふれたすばらしい企画となりました。そして集会の最後には、釜凹バンドの新曲“なんで有期雇用やねん!!~なんなん集会のテーマ~”も披露されました! 集会後のデモと交流会にも大勢のかたが参加してくださいました。参加されたみなさま、メッセージを送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!<br />
<br />
集会の詳細は、追って簡単な報告集([参考]→<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2012/12/blog-post_12.html" target="_blank">第3回集会の「ぷちレポート」</a>)を作成するなどして記録に残し、広く知ってもらえるようにしたいと思います。よろしくお願いいたします。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-49982280290213830372013-01-31T15:55:00.004+09:002013-01-31T15:55:57.265+09:00白川せつ子さんからのメッセージ■連帯メッセージ<br /><br /> 阪大による関西単一労組阪大分会石橋さんへの2年契約押し付け雇い止め解雇攻撃をはじめとした有期雇用制度をぶっとばすために全国から集まられたみなさん、アイヌモシリから連帯のあいさつを送ります。<br /> 阪大本部前での要請・抗議行動に何回か参加した経験から、大学における学者・研究者をトップとしたヒエラルキーが、非正規有期雇用女性労働者を最下層に踏みしだいて成立している実態を見せつけられました。また、「非正規労働者は物品と同じ」で気にくわなければ取り換える事のできる消耗品、煮ても焼いても勝手、問答無用との態度は許せません。<br /> 女性労働者、とりわけ非正規労働者が働き続けられないことは、生きるな!死ね!ということです。女性労働者の連帯と団結、自力の闘いが今こそ必要ですね。全国の大学の有期雇用労働者の結集軸として継続的発展的闘いが行われるよう期待しています。本日は参加できませんが「なんなん集会」の成功を願っています。<br /><br />
<div style="text-align: right;">
2013年1月31日 札幌 白川せつ子</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-10414635049841279472013-01-31T14:57:00.003+09:002013-01-31T15:10:28.844+09:00栗田隆子さん(フリーターズフリー編集・働く女性の全国センター運営委員)からのメッセージ◆栗田 隆子(<a href="http://www.freetersfree.org/" target="_blank">フリーターズフリー</a>編集・<a href="http://wwt.acw2.org/" target="_blank">働く女性の全国センター</a>運営委員)<br />
<br />
有期雇用契約というのは調べれば調べるほど、雇う側にのみ有利なものです。これを自明な雇用条件として提示されることはおかしいのです。労働者は、逆に無期契約だって辞めたいとおもえば、辞めることができるわけで、有期雇用契約なら辞めやすいとか(?)いうのもおかしいわけです。雇用側の視点があまりに浸透してる世の中に声をあげていきたいです。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-56829860434980391012013-01-31T14:11:00.001+09:002013-01-31T14:11:20.370+09:00〈北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会〉からのメッセージ 第4回「なんで有期雇用なん!?」集会にお集まりの皆さんに、北の地より連帯のメッセージをお送りします。私たち「北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会」は、非正規雇用職員として8年以上働いた北海道大学を解雇され、解雇撤回を求める裁判を起こした小池さんの勝利のために活動しています。なんなん集会の参加者からも署名のご協力いただき感謝しております。<br /> 2011年6月に始まった裁判は、2012年4月に異動により裁判官が交代し、仕切り直しとなりましたが、審理も終盤となり2013年の春には判決が出る見通しです。裁判では大学側の支離滅裂な論理に裁判官も理解に苦しむ場面も出るほどです。支援する会は勝利を確信しつつも、気を引き締めてやっています。「自分だけの裁判では無い、この裁判に勝利することは北海道大学で働く全ての非正規雇用職員の処遇改善につながる」という小池さんの思いを現実のものにしたいと考えています。判決はまだですが、北海道大学ではこれまで頑として拒否してきた非正規雇用職員の正規職員登用試験の実施、雇用上限の3年から5年への延長などの変化も出ています。<br /> 北海道では、小池さん裁判の他に、専修大学北海道短期大学の閉校に向けた動きの中で解雇された8名の教員による解雇撤回を求める裁判、北海道教育大学の学長任命取り消しを求める裁判など大学をめぐる裁判が同時並行しています。一つ一つのたたかいが大学をそして世の中を一歩ずつ進めて行くということを胸に刻みながら、小池さんの裁判で勝利判決を勝ち取るために引き続き取り組んでいきたいと思います。集会へは参加できませんが、北の大地から集会の成功をお祈り致します。<br /><br />2013年1月31日<br />
<div style="text-align: right;">
北大の雇い止め撤回裁判をたたかう小池晶さんを支援する会</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-58970192511250855872013-01-31T14:02:00.001+09:002013-01-31T14:02:38.794+09:00脇田滋さん(龍谷大学)からのメッセージ■集会へのメッセージ<br /><br /> 昨年改正された労働契約法は、本来なら、①常用原則を明確にして、有期雇用の「入口規制」を導入すること、②有期雇用が例外的に認められる場合にも、正規雇用との均等以上の待遇を保障する規制を導入すべきでした。しかし、これらの規制は回避されています。とくに、労働契約法自体、「これまでの労働裁判例以上でも以下でもない」という曖昧きわまりない性格の法規制です。条文で「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合」といった裁判の判決文でしか使われない用語を多用した奇妙な立法です。一般の市民、労働者が簡単に理解できる文言ではありません。労働法学者の間でさえ、条文が何を意味しているのか、各人各様で、見解の差が小さくありません。ブラック企業的労務管理が横行・蔓延する、現実の日本の雇用社会の状況では、企業・経営者に身勝手な解釈の余地を与えることになるのは目に見えています。一部に「5年後の無期契約」化などに期待する声もありますが、曖昧な性格の法律規定の解釈論議や、木を見て森をみない「労働契約法活用論」に陥ることは危険です。<br /> ILO、EU諸国では「常用雇用」を原則に、「有期雇用」は例外としています。また、雇用不安定な有期雇用には、正規雇用をはるかに上回る賃金・手当が支給されても「均衡」がとれるか疑問です。同一労働同一賃金の原則に反して、賃金、社会保障で不利に扱われる「日本的」非正規雇用は、「世界の非常識」です。このことを多くの人々に知らせ、正しい認識を広げることが必要です。数が力です。状況を打開するには、非正規労働者の声を受けとめ、「日本的」非正規雇用撤廃を目指して闘う「労働者連帯」の拡大しかありません。<br /> 2月2日の「なんで有期雇用なん!?」集会は、こうした連帯を拡大する、重要な意義を持つ集会です。残念ですが、私は韓国で学会があるために参加できませんが、ご盛会を心より祈念します。<br /><br />
<div style="text-align: right;">
2013年1月29日 <a href="http://www.asahi-net.or.jp/~rb1s-wkt/" target="_blank">脇田 滋</a>(龍谷大学)</div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-24446424575495036942013-01-18T17:32:00.002+09:002013-01-31T15:07:44.370+09:00集会への賛同メッセージとカンパのお願い2013年2月2日(土)の<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2012/12/435.html" target="_blank">第4回「なんで有期雇用なん!?」集会</a>開催に向けて、賛同メッセージとカンパを募集いたします。<br />
<br />
<b>【賛同メッセージ募集】</b><br />
集会への賛同(応援)メッセージを募集しています。いただいたメッセージは、このブログに掲載させていただきます。<br />
①お名前、②ご所属(肩書き)、③メッセージ、④お名前とご所属の公開の可否、⑤メッセージの公開の可否、をご記入のうえ、実行委のアドレスである nandenan0227☆gmail.com(☆→@)宛にメールでお送りください。<br />
メールをご使用になれないかたは、書かれたものをお近くの実行委員会関係者までお渡しください。<br />
<br />
<b>【カンパ募集】</b><br />
集会の準備・運営資金のためのカンパも募集しています。下記の<u>ゆうちょ銀行の「振替口座」</u>にお振込みいただくか、お近くの実行委員会関係者に直接お渡しいただくかたちで、お願いいたします。<br />
*加入者名[大学非正規労働者の雇い止めを許さない会]<br />
<div style="text-align: center;">
<i><span style="font-size: small;">(振込み用紙の名義欄には「なんなん集会」と書いても入金可能です)</span></i></div>
<div style="text-align: left;">
*記号番号[00960-7-272370]</div>
<br />
みなさま、なにとぞよろしくお願いいたします。<br />
<br />
<span style="font-size: x-small;">【主催】「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会<br />【呼びかけ団体】京都大学 時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー / 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学 ユニオンSocoSoco / 関西圏大学非常勤講師組合 / 大学をどうするか!共に考える全学大討論会実行委員会(大阪大学) / アルバイト・派遣・パート関西労働組合 / なんで有期雇用なん!?ネットワーク 龍大支部 [2012年12月8日現在]</span>「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-87399035447625231382012-12-12T17:34:00.003+09:002013-12-25T23:20:07.797+09:00なんなん「ぷちレポート」が完成しました!今年の2月25日に開催された第3回なんなん集会の報告集(「ぷちレポート」)が完成しました!<br />
<br />
◆「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会編 2012/12/10 <b>「ぷちレポート なんで有期雇用なん!? the 3rd @京都精華大――3年の壁をぶち壊す非正規労働者の乱」</b>,「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会,8p.<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEih3C1_7T5LxhN-gFy_TbesG-TVx1O_v1c7G_hyphenhyphendndU5-DJcBhyphenhyphenk6wD25ukAGd74OGdyDb7d8Y-5glPaN0AAF_l4KEikrjnSrJ6aFHEPC2lPAjlJTRvWNLGWovKsY8_OvQcJmQRDshO2MI/s1600/20121210-%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%93%E3%80%8C%E3%81%B7%E3%81%A1%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEih3C1_7T5LxhN-gFy_TbesG-TVx1O_v1c7G_hyphenhyphendndU5-DJcBhyphenhyphenk6wD25ukAGd74OGdyDb7d8Y-5glPaN0AAF_l4KEikrjnSrJ6aFHEPC2lPAjlJTRvWNLGWovKsY8_OvQcJmQRDshO2MI/s320/20121210-%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%93%E3%80%8C%E3%81%B7%E3%81%A1%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8D.jpg" width="226" /></a></div>
<br />
【目次】<br />
p.1:またまた大成功!! なんなん 3rd @京都精華大<br />
p.2:貸本カフェの500日<br />
p.3:模擬団交報告――芝居は楽しかった!<br />
p.4:「私に賞味期限はありません」――監督からのメッセージ<br />
p.5:最初の精華大非常勤闘争 / 国鉄の臨職差別と闘って<br />
p.6:有期雇用法制の問題点について<br />
p.7:第3回なんなん集会 思い出のアルバム<br />
p.8:大阪大学2015年3月末解雇を阻止するぞ!! / その後の大阪大学問題<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
★こちらからダウンロードできます(PDF)。→<a href="https://docs.google.com/open?id=0B3Lu3ytZOfEQOFEwNzhpVFMzVzg" target="_blank">【ダウンロード】</a></div>
<br />
小冊子ですが、読み応えのある内容に仕上がっております。どうぞよろしくお願いいたします。「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-39469561957680480992012-12-10T23:15:00.002+09:002012-12-10T23:51:46.990+09:00【第4回「なんで有期雇用なん!?」集会】つなげよう、首を!~3年&5年の壁をぶち壊せ!~<span style="font-size: large;">【第4回「なんで有期雇用なん!?」集会】</span><br />
<div style="text-align: justify;">
<span style="color: #990000;"><b><span style="font-size: x-large;">つなげよう、首を!~3年&5年の壁をぶち壊せ!~</span></b></span></div>
<div style="text-align: right;">
<b>2013/02/02 於:大阪大学</b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifO20O4RBtOLbxTYYZ6En9hm6IGNbtpA5UUClAAcopr2O8vI2KOYLI8nFmVhgeklbCTXIL8Gpgz2TJShL0ign-mDrM6fHGb3gBbYJEAfmf4lzUDDNxwPvn8OJdc0680qyAUbpxk7xkfqc/s1600/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E8%A1%A8%E9%9D%A2.jpg" imageanchor="1"><img alt="20130202nannan-flyer" border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifO20O4RBtOLbxTYYZ6En9hm6IGNbtpA5UUClAAcopr2O8vI2KOYLI8nFmVhgeklbCTXIL8Gpgz2TJShL0ign-mDrM6fHGb3gBbYJEAfmf4lzUDDNxwPvn8OJdc0680qyAUbpxk7xkfqc/s320/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E8%A1%A8%E9%9D%A2.jpg" title="20130202nannan-flyer" width="226" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<i>(チラシ[PDF]のダウンロードは→<a href="https://docs.google.com/open?id=0B3Lu3ytZOfEQNVAzeVdzRXB4MXM" target="_blank">こちら</a>)</i></div>
<br />
日時: 2013年2月2日(土) 13:30~16:30 (開場13:00)<br />
会場: 大阪大学豊中キャンパス <a href="http://www.cep.osaka-u.ac.jp/about_center/stucomintor" target="_blank">スチューデントコモンズ</a>2階セミナー室 <a href="http://www.cep.osaka-u.ac.jp/about_center/stucomintor#anchor-5" target="_blank">[アクセス]</a><br />
入場無料(カンパ歓迎)<br />
※終了後、会場から阪急石橋駅までショートデモを予定。(当日案内)<br />
※18:00頃より<a href="http://r.gnavi.co.jp/6116828/" target="_blank">〈琉球居酒屋 赤瓦<span style="font-size: xx-small;">[あかが~ら]</span>〉</a><span style="font-size: x-small;">(池田市石橋3-4-7 Tel. 072-761-0104)</span>にて交流会。<br />
<br />
■全国の大学の有期雇用労働者の結集拠点《なんなん集会》も、4年目を迎えました。今回の会場は大阪大学です。そう、阪大は、言わずと知れた大学の規制緩和の最先端。「非正規教職員使い捨て」の潮流の先導役です。現在争議中である長期非常勤職員の首切り問題にとどまらず、非常勤講師にも5年上限を徹底することを表明しました。そんな阪大で、実はかつて、ある先駆的な闘争が存在しました。「矢崎闘争」です。80年代、中曽根政権時に導入された3年期限により雇い止め解雇された女性臨時職員、矢崎さんによる闘いは、現在の有期雇用の労働運動のルーツといえます。この矢崎闘争に関するシンポジウムをはじめ、今回も盛りだくさんの内容を準備しています。集会終了後にはショートデモも予定しています。みなさんどうぞ暖かい格好でご参集ください。<br />
<br />
<span style="font-family: "Courier New",Courier,monospace;"><span style="font-family: Georgia,"Times New Roman",serif;"><b>** Message **</b></span></span><br />
仕事は続くのに理由なくクビになる、有期雇用はおかしい。<br />
大学という、「人を育てる」場所で、「人を使い捨てにしている」のはおかしい。<br />
私たちが感じ、訴えているのは、たったこれだけのことだ。<br />
単純すぎる、と人は笑うかもしれない。<br />
だが、この問題に関して、誰もが納得できるような説明というのをいまだに聞いたことがない。<br />
言われることはすべて、本質を隠すためのごまかしだ。そんなものは通用しない。<br />
私たちは、長い闘いのなかで学び、そして、これまでの3回の集会を通して学んできた。<br />
有期雇用の矛盾を。<br />
非正規雇用の実態を。<br />
国の労働政策の本質を。<br />
そして、大学の現状を。<br />
国の教育政策の本質を。<br />
《なんなん集会》は、私たち大学非正規労働者の、年に一度の結集地点だ。<br />
そこには当然怒りや涙があるが、同時に、夢もあれば奇跡も起きる。<br />
誇張でも強がりでもない。<br />
この集会には、何かを動かす力がある。<br />
あなたも、その力を信じて、ここに加わってほしい。<br />
私たちと共に学び、歌い、そして闘ってほしい。<br />
<br />
<b>■阪大争議に結集を!</b><br />
◆長期非常勤職員の首切り問題<br />
ここ数年の懸案であった長期非常勤職員の首切り問題が、現在山場を迎えています。〈関西単一労働組合 大阪大学分会〉の組合員、石橋美香さんを含む長期非常勤職員の2015年3月末解雇阻止の闘いは、まず2013年3月末の契約更新を従来通りに(3年の更新で)勝ちとることが最大の課題となります。その実現に向けて、2月4日(月)に阪大本部への抗議行動を予定しています。みなさまぜひご参集ください。<br />
◆非常勤講師にも「5年上限」<br />
2012年12月、阪大は非常勤講師全員に、契約更新5年上限を通知しました。これが改正労働契約法(有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申請により無期労働契約に転換できる)の施行に対応した措置であることは明らかです。言うまでもなく、阪大はこの新たなルールを悪用しようと目論んでいます。それに対し、「5年上限」の根拠の不当性を論理的に追及していく必要があります。〈関西圏大学非常勤講師組合〉が主体となり、阪大と団交を行なっていきます。こちらもご注目とご支援を。<br />
<br />
<b><span style="font-family: Georgia,"Times New Roman",serif;"><b>■</b>NAN-NAN History</span></b><br />
【第1回】なんで有期雇用なん!? 大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会<br />
<div style="text-align: right;">
2010年2月27日(土) 於:エル・おおさか</div>
【第2回】「なんで有期雇用なん!?」リターンズ@京都――大学非正規労働者の雇い止めと闘う緊急集会<br />
<div style="text-align: right;">
2011年2月19日(土) 於:龍谷大学大宮キャンパス<br />
<div style="text-align: right;">
*集会後、大宮キャンパス→京都タワー前→大宮キャンパスと、反時計回りのルートでデモ行進。</div>
</div>
【第3回】「なんで有期雇用なん!?」the 3rd<span style="font-family: Verdana,sans-serif;"><b> </b></span>@京都精華大――3年の壁をぶち壊す非正規労働者の乱<br />
<div style="text-align: right;">
2012年2月25日(土) 於:京都精華大学</div>
<div style="text-align: right;">
*集会後、叡山電鉄出町柳駅前から京都大学本部構内正門前までデモ行進。</div>
<br />
<b>■報告集</b><br />
①<a href="http://nandenan0227.blogspot.jp/2010/10/blog-post.html" target="_blank">『なんで有期雇用なん!? 大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会報告集』</a><br />
(「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会編/2010年10月1日/56p./A4版)*第1回集会の報告集<br />
②「なんなん the 3rd ぷちレポート」<br />
(同上/2012年12月10日/8p./A4版)*第3回集会の報告集<br />
*当日会場にて、①の販売と、②の配布(無料)を行ないます。<br />
*メールでのご注文も承ります。*受付アドレス:nandenan0227@gmail.com(実行委員会)<br />
<br />
【主催】「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会<br />
<span style="font-size: x-small;">【呼びかけ団体】京都大学
時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー / 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学
ユニオンSocoSoco / 関西圏大学非常勤講師組合 / 大学をどうするか!共に考える全学大討論会実行委員会(大阪大学) /
アルバイト・派遣・パート関西労働組合 / なんで有期雇用なん!?ネットワーク 龍大支部 [2012年12月8日現在]</span><br />
【Info】Mail: nandenan0227@gmail.com Blog: http://nandenan0227.blogspot.jp/ Twitter: nannan_kansai「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-68298621519953153752012-12-09T14:17:00.001+09:002012-12-15T01:11:19.461+09:00〔関連情報〕【12/15】「大学非常勤講師のワークライフバランス」調査 公開研究会<span style="font-size: small;"><i>〔関連情報〕</i></span><br />
<span style="font-size: small;"><b>■「大学非常勤講師のワークライフバランス」調査 公開研究会</b></span><br />
<ul>
<li>会場:ウィングス京都 </li>
<li>日時:2012年12月15日(土) 13:00~16:00</li>
<li>対象:どなたでも</li>
<li>定員:20名</li>
<li>申込方法:電話またはメールにて主催者まで </li>
</ul>
<blockquote class="tr_bq">
2011年度に京都大学で実施したアンケート調査をもとに、大学の非常勤職員の「働きかたと生活」の実態について学びながら、大学での「真のワークライフバランス」の実現に向けて話し合います。<br />
ぜひご参加ください。
<br />
アドバイザー:菊地夏野(名古屋市立大学教員)<br />
主催:大学非常勤職員のワークライフバランス」研究会<br />
<span style="color: #0099ff;">(</span>平成24年度 ウィングス京都 市民活動サポート事業)</blockquote>
★詳細→<a href="http://www.wings-kyoto.jp/event/event-all/daigaku1212.html">http://www.wings-kyoto.jp/event/event-all/daigaku1212.html</a>「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-25652024177962464122012-11-29T23:52:00.003+09:002012-12-09T14:09:41.299+09:00大椿裕子さん出演番組「有期雇用残酷物語」<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/JMIFLKuHU74?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<br />
<div style="text-align: center;">
<b>レイバーネットTV 第44号 (2012/11/21) 「有期雇用残酷物語」 </b></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<div style="text-align: center;">
cf. 写真レポートは<a href="http://www.labornetjp.org/news/2012/1121shasin" target="_blank">【こちら】</a></div>
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-66018539632628247202012-11-19T21:43:00.001+09:002012-11-19T21:49:07.834+09:00[11/21]大椿裕子さん出演番組┏┓<br />
┗■(転載)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br />
<br />
★労働者の労働者による労働者のためのレイバーネットTV<br />
第44号放送<br />
特集:有期雇用残酷物語~労働契約法改正でどうなるの?<br />
<br />
記<br />
<br />
日時 2012年11月21日(水曜日) 20:00~21:15<br />
<br />
アドレス <a href="http://www.labornetjp.org/tv">http://www.labornetjp.org/tv</a><br />
<br />
場所 バンブースタジオ(地下鉄「新宿三丁目駅」E1出口近く)<br />
<a href="http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html">http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html</a><br />
<br />
キャスター 松元ちえ 土屋トカチ<br />
<br />
番組構成<br />
1.【ニュースダイジェスト】(5分)<br />
ここ2週間のホットなニュースをお伝えします。<br />
<br />
2.【特集:有期雇用残酷物語~労働契約法改正でどうなるの?】(50分)<br />
ゲスト:大椿裕子(関西学院大学障がい学生支援コーディネーター・雇止め争議当事者)<br />
上林陽治(地方自治総合研究所研究員・『非正規公務員』著者)<br />
東海林智(ジャーナリスト・毎日新聞記者)<br />
<br />
日本には契約社員・パート・派遣などの「有期契約労働者」は約1700万人(全労働者の35%)いる。今回改正された労働契約法(8月に公布)は「有期労働者」の雇用安定をめざしたといわれているが、はたして本当にそうなのか。法改正は、これまで横行していた有期労働者の使い捨てを合法化するだけではないのか? 関西学院大学で4年で雇い止め解雇された大椿裕子さんは、「有期労働者」の置かれている残酷な実態を、大阪から上京して証言する。また非正規公務員労働に詳しい上林陽治さん、労働ジャーナリストの東海林智さんを交えてディスカッションする。<br />
<br />
3.【不満★自慢】(8分)<br />
ジョニーHと乱鬼龍さんと一緒に、替え歌と川柳で有期雇用問題の突破口を見つけよう!<br />
<br />
★レイバーネットTVは公開放送です。中継スタジオで一緒に盛り上がりましょう。<br />
<br />
連絡先: レイバーネットTV 090-9975-0848(松元)<br />
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-58876286918405259482012-04-13T10:05:00.000+09:002012-04-13T10:05:01.806+09:00「60代前半の就業率は6割強・女性の5人に1人はパートやアルバイトに」<b>■60代前半の就業率は6割強・女性の5人に1人はパートやアルバイトに</b><br />
<i> (2012/03/18(日)19:55 サーチナニュース[コラム])</i><br />
<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0318&f=column_0318_008.shtml">http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0318&f=column_0318_008.shtml</a><br />
厚生労働省は2012年2月22日、中高年齢者に対する継続的な調査「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」の第6回調査結果を発表した。それによると60~64歳の高齢者のうち仕事をしている人は6割強に達していることが分かった。役員や正規職員は15%ほどに留まり、残りは自営業者や非正規職員、内職などに従事している。男女別では女性の方がパート・アルバイトでの仕事率が高く、仕事をしていない率も高めの結果が出ている。また5年前に「60歳~64歳の時点での就労状態の希望」を確認した際に「仕事はしたくない」と答えた人でも3割近くが、現時点で仕事をしているのが確認できる(<a href="http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou11/">【発表リリース】</a>)<br />
今調査は2005年10月末時点で50~59歳だった日本全国の男女を対象に、その時点以後継続的(毎年1回・11月第一水曜日)に同一人物を対象に行われているもの。今回第6回における対象者年齢は55~64歳、2010年11月3日に実施している。調査方法は調査票郵送・被調査者自己記入・郵送返送。回答数は2万6220人、そのうち第1回~第6回まで集計可能な2万5157人分を集計客体としている。調査母体全体では55~64歳であるが、今件項目ではその中から60~64歳の者を対象とし、集計している。<br />
60~64歳といえば、昨今では年金支給開始歳と絡み定年が延長されている事例もあるが、早い人は就労先を定年退職で辞めている歳である。その年齢層における就労状態を尋ねた結果が次のグラフ。全体では62.0%の人が何らかの形で仕事をしている結果となった(四捨五入の関係のため、「している」「していない」を足しても100%にはならない場合がある)。<br />
未だに正規社員として勤めている人、そして会社などの役員として従事している人は合わせて15.0%。「仕事をしている」のには違いないが、大部分は非正規の職についているのが分かる。<br />
就労関係の記事で良く「高齢層になると一端正社員としての座を離れ、嘱託として再雇用される事例が多い」と伝えているが、その事例(派遣や契約社員も合わせ)は全体で1割強、男性では2割近くに達している。また女性の多くはパートやアルバイトに従事している。これもそれ以前(60歳より前)の就業状態の継続によるものと、容易に想像できる。<br />
これを5年前の時点で「60歳を過ぎても働きたいか否か」を尋ねておき、その回答別に区分して、「調査時点(実際に60~64歳になった時)で」就労状態を改めて聞いた結果が次のグラフ。当然の話だが「働きたい」と思っていた人は、全体平均よりも高い就労率を見せている。<br />
とりわけ女性は就労意欲に対する連動性が高く、仕事をしたいと考えていた人としたくないと考えていた人の差が約3倍となっている。見方を変えると「働きたくない」と思っていた人でも実際には3割近くの人が働いており、「5年の間に心境や環境に変化が生じた」「働きたくは無いが働かざるを得ない」状態にあるのがうかがえる。高齢層の就労に対する状況がすけて見えてくる結果となっている。<br />
今調査は継続的に同一人物に対して行われていることや、調査対象母体が比較的多数であることに加え、今後社会問題として大きくクローズアップされるであろう、定年退職前後の世代の動向を知る上で貴重な内容となっている。今後、今件以外でも必要と思われる項目について、詳細を眺めて行くことにしよう。(情報提供:Garbagenews.com)▲「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-62168220007689943382012-04-13T09:58:00.000+09:002012-04-13T09:58:55.480+09:00「厚生年金の適用拡大」<b>■厚生年金の適用拡大</b><br />
<i> (西日本新聞[ワードBOX]2012年3月22日掲載)</i><br />
<a href="http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/6630/8811">http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/6630/8811</a><br />
非正規労働者の厚生年金への加入要件を現在より拡大する政策。政府・民主党は(1)年収94万円以上(2)従業員500人超の企業に勤務(3)労働時間週20時間以上(4)勤続期間1年以上-を全て満たすことを新たな加入要件に決めた。対象は推定約45万人。目標は約370万人だが、パート雇用が多い流通・外食産業などが新たに生じる保険料負担に反発して縮小された。2016年4月実施を目指し、関連法案が今国会に提出される。<br />
<b>◆厚生年金加入拡大 問題点は 労働時間削減 抜け穴に 企業監視の制度必要</b><br />
パート従業員が厚生年金に加入できる要件を緩和する適用拡大案を政府・民主党が決めたが、新たに加入できるのは「政府予想の45万人より大幅に少ないのでは」と心配する声が、パート現場をよく知る女性たちから出ている。パートの厚生年金加入で生じる保険料負担を嫌う企業では、労働時間を削減するなどして加入要件以下に抑える手法がまかり通っているという。要件が緩和されてもこうした“抜け穴”は放置される恐れがあるからだ。<br />
「働く当事者の声は届かなかった」。パート女性らでつくる「均等待遇アクション21」事務局の酒井和子さんは、13日に発表された民主党案に失望した。その6日前、適用拡大を求める要望書を前原誠司政調会長に手渡したが、出てきた数字は45万人と、政府が目標とする370万人のわずか1割余り。産業界の猛反対を受けた結果だった。<br />
「実際の加入者はさらに少ないだろう。企業は労働時間や年収を要件以下にして加入を防ぎ、その上で仕事をどう回すか、方策を研究するはず」と酒井さんは指摘する。<br />
現行制度では労働時間が正社員の4分の3(週30時間)以上あることが加入の要件。それを「20時間以上」に下げて加入者を増やすというのが民主党案だ。しかし、現行制度でさえ守られていないという。連合の総合男女平等局で総合局長を務める中島圭子さんは「要件を満たしているのに入れない人が2割はいる」と見る。<br />
ある企業で週30時間以上働くパート女性は「厚生年金に入りたい」と上司に切り出すと「時間を削る」とほのめかされた。契約更新をしてもらえなくなる不安を感じ、やむなく引き下がった。中島さんによると、不利な勤務条件を押し付けられる例は後を絶たない。「加入すると(本人が負担する)保険料の分、手取りが減るよ」といった説明を受け、言われるまま、本人が労働時間を短くするケースも多い。<br />
「立場の弱さや年金の知識が乏しいのをいいことに『パート自身が加入を望まない』と企業が言うのは許せない。対象拡大に実効性を持たせるなら、企業監視の仕組みが必要だ」と中島さん。<br />
今年1月、勤め先に掛け合い厚生年金に加入できた団体パート職員の高沢亜美さん(38)。保険料はそれまでの国民年金より月約7千円も安くなり、将来受け取る年金額も増える。「安心感を得て何事も前向きに考えるようになった。雇い主に大事にされているという思いが働く意欲につながる」と言う高沢さんは「将来の不安を抱える非正規雇用者全員が加入できるようになれば」と願う。<br />
パート労働に詳しい日本女子大学教授の大沢真知子さんは「ドイツは、人を雇用すれば労働時間の長短にかかわらず企業に保険料負担が発生する仕組みにした。こうした制度がないと、企業が負担を逃れようとする動きは封じ込められない」と話していた。▲「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880480931728415035.post-78746921347187010562012-03-25T18:11:00.002+09:002012-03-25T18:11:23.211+09:00「労働契約法改正案:「裏切りには慣れっこ」非正規社員複雑」<b>■労働契約法改正案:「裏切りには慣れっこ」非正規社員複雑</b><br />
<i> (2012年3月23日13時53分『毎日新聞』〔最終更新:3月23日14時10分〕)</i><br />
<a href="http://mainichi.jp/life/job/news/20120323k0000e040240000c.html">http://mainichi.jp/life/job/news/20120323k0000e040240000c.html</a><br />
5年超で有期雇用を無期に転換できるとする労働契約法改正案が23日、閣議決定された。だが、労働問題の専門家は5年に届く前での雇い止めを警戒。法案の不十分さも浮かぶ。<br />
神戸市の長田郵便局集配課で10年間働く福本慶一さん(32)は半年ごとに労働契約を更新する非正規雇用の契約社員だ。営業職で正社員と同じ勤務だが年収は300万円未満。課の約80人の半数が非正規雇用という。<br />
4年前の朝、上司に呼ばれ、耳を疑った。「非正規社員に払う賃金の予算がない。次の更新から8時間勤務を6時間に縮めたい」。時給制なので賃金25%カットを意味する。「同意しないと雇用期間満了となる可能性もある」と雇い止めを示唆された。福本さんは仲間と職場で組合を作り、通告を撤回させた。<br />
今年1月、正社員登用試験の不合格通知が届いた。試験は10年、当時の亀井静香・郵政担当相の「日本郵政グループで非正規10万人を正社員にする」との号令で始まった。だが、その年に正社員となったのはわずか8438人で福本さんは不合格。2度目の挑戦でもだめだった。10万人にはほど遠く、逆に雇い止めの動きもある。「僕ら30代は裏切られるのに慣れっこ。でも期待した。子供を授かり普通に暮らせる、と」。結婚にはほど遠い。<br />
今回の法改正に、福本さんは「無期雇用の安定感は今の半年更新とは全然違う。でも本当にそうなるのか」と複雑な表情だ。労働問題に詳しい棗一郎弁護士は、非正規雇用労働者の支援集会で「合理的理由のない有期雇用を禁止する『入り口規制』が必要だ」と根本的な不備を指摘した。【井上英介】<br />
◇解説 雇い止め対策不十分<br />
働く期間をあらかじめ定めた有期雇用に導入される新ルールは、会社側が一方的に労働契約の更新を拒否する「雇い止め」の防止が狙いだ。08年秋のリーマン・ショックで大量の有期雇用労働者が雇い止めに遭い、社宅を追われ路上生活を強いられる事例も相次いだ。<br />
その後もパートやアルバイト、派遣・契約社員など非正規雇用の労働者は増え続けている。国の10年の統計では1756万人で、有期雇用はその7割にあたる約1200万人とみられる。<br />
有期雇用は現在、原則3年が上限だが、会社は3年ごとに契約を更新しながら長期間働かせることができた。新ルールで無期雇用に転換されれば労働者は雇い止めの不安から解消されるものの、経営側の意向をくみ、会社を離れていた期間が6カ月以上あると、期間の積み上げがゼロに戻る規定(クーリング期間)が盛り込まれた。このため、5年を超える前での雇い止めを許す余地がある。<br />
さらに、無期雇用に転換しても、会社側は賃金や待遇などの条件を正社員並みに改善する必要はない。低賃金にあえぐ非正規雇用の現状を変えるには、今回の法改正だけでは不十分だ。【井上英介】▲「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会http://www.blogger.com/profile/13573398350553704392noreply@blogger.com0